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マインドフルネス子育てLaboきのね concept

 

1 マインドフルネスでママの心をととのえる
2 子どもと関わる職種の方にマインドフルネスを普及する

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はじめまして。マインドフルネス子育てLaboきのね主宰の小林ふみこです。

 

子どもたちの発達支援に10年以上携わってきた臨床心理士(公認心理師)です。主に療育的な発達相談を行ってきました。

 

例えば、「かんしゃくが起きたら、気持ちを代弁し、落ち着くまで待って切り替えられたらほめましょう」とか、「ほめ方のバリエーションを増やしてみましょう」とか、「かんしゃくを起こす前に事前に予防する方法を一緒に探ってみましょう」などです。

 

もちろんこのようなご相談のなかでも『声掛けのしかたが分かって、家で過ごすのが楽になりました!』などと、自信を取り戻し相談を卒業される方もいらっしゃいます。  

 

ところが、いざ自分が子育てするようになると、発達に凹凸がある長男の対応がうまくいかず疲弊し、ママとしても職業人としても自信がなくなり体調を崩してしまいました。  

 

そんなときマインドフルネスと出会い、私自身と共にある練習のなかで、「〇〇しなければならない」「〇〇するべき」という考え方のクセに気づきました。我が子といるときにも、いつも「正しい子育て」にがんじがらめになっていて、子どもと遊んでいるようで頭の中はつねに遊び方の教科書を照らし合わせているようでした。子どもとのかかわりがうまくいかなかった時には、いつも自分を責めて、育児をがんばればがんばるほど、自信を失くす負のスパイラルに陥っていたのです。

 

マインドフルネスを通して、まずは「今この瞬間」に意識をむけること、そして、セルフコンパッションを通して、「ありのまま」の私を優しく受け止める練習をし、自分に無理のない範囲で本当に必要なことを私にも家族にも届けられるようになっていきました。

 

教科書どおりの「正しい」やり方を手放し、私らしく子どもと関わる姿を見て、いつも私に何も言わない夫が「前は辛そうだった」と口にして驚いたほどです。このような体験を経て、今は子育てが心から楽になりました。もちろん子育てに波はつきものなのでうまくいかない頭を抱えるようなことも起きます。でも、また「今」に戻れる安心感や私自身への信頼感が持てるようになりました。  

 

このような体験から、子育てがうまくいかないと感じたとき、その場のhow-toの対応だけではなく、マインドフルネスで「今ここ」のありのままに気づき自分自身に優しさを向けることこそが、ママが心穏やかに過ごすための大きなヒントになると信じています。

 

マインドフルネスはまだ子育ての分野では一般的ではありません。時には「あやしい」「意識高い系」なんて言われることもあります。でも私は、マインドフルネスを通して、自分らしく等身大で幸せに生きるママが増える。その姿を見て、子どもたち自身もありのままを大切に生きることにつながると考え、マインドフルネス子育てを広める活動をしています。

 

【資格・経歴】
2008 お茶の水女子女子大学 生活科学部 人間生活学科 発達臨床心理学講座 卒業
2011  東京大学大学院 教育学研究科 臨床心理学コース修了
2011  東京都某区療育センター、某市児童相談所(常勤)、
~現在 東京都某区幼稚園巡回相談、心療内科クリニック          

公認心理師 登録番号第9877号
臨床心理士 登録番号24841号
幼稚園教諭第一種免許 平成20年3月 
小学校教諭第一種免許 平成20年3月
マインドフルネス講師 令和2年8月

 

 

【実績】
・2022.7『自分との新しい関係をつくり育む ハハと子のマインドフルネス講座』3回講座HAHAPROGECT banana主催
・2022.9~ 『忙しいお母さんとお父さんのためのマインドフルペアレンティング』定期読書会